メンヘラとはネット掲示板の「2ch」というサイトのメンタルヘルス版でしつこく投稿をする人に対して使われる造語でした。

メンヘラとはネット上で「メンタルヘルス」が変化したものです。
元々は心の健康を表していたものですが、「心が病んでいる」「かまってちゃん」「関係性が重くなる」ような人たちのことを指すようになってきました。
現在では、心が病んでいて人間関係の形成で問題を抱えている人に使われ、「かまってちゃん」と言われるような人に使われます。
メンヘラは病気ではありませんが、精神疾患の「境界性パーソナリティ障害」(BPD:Borderline Personality Disorder)に近いでしょう。
特徴としては

https://心理テスト.tokyo/content/?t=メンヘラ診断

現在では様々なケースで使われています。

特徴としては

  • 見捨てられ不安が強い
  • 希死念慮や自傷行為を繰り返す
  • 気分変動が極端
  • 対人関係が不安定
  • ネガティブ思考

等があります。
これらはBPDの特徴にも当てはまります。
BPDの場合は精神的問題が重く、病気として扱われますが、メンヘラは普段表面化しないこともあり問題になるまでに時間がかかったりします。
症状や状態も病的な場合もありますが精神的な偏りが多くみられます。
性格的問題が深い人間関係になってくると問題が生じてきます。

メンヘラは男女関係で問題を抱えることが多くあります。
特にメンヘラ女子と呼ばれる方は「面倒な女」「重い女」という意味で使われる場合があります。

また、最近ではメンヘラ男子も注目されています。
男性でもパートナーに対して不安を抱き、何とかつなぎとめようとする行動をとる場合があります。
単純に女性の方が不安が強い傾向があるので、メンヘラ女子が取りざたされることが多いですが、一定量のメンヘラ男子もいるということです。

メンヘラで問題になるのは相手への過剰な束縛や、引き留め行為が過剰になって相手のストレスになるケースです。
また、相手を引き留めようと自分を傷つける好意に発展する場合は命にかかわることもあります。

メンヘラの原因

メンヘラは偏ったとらえ方や歪んだ考え方をする傾向が強く出ます。
これは出来事を誤解したり極端に捉えてしまい、感情が大きく動いたり、相手に過剰な反応をすることがあります。
そして、そのような考え方やとらえ方になるのにも原因があります。
育った環境や人間関係、トラウマなどによって精神的なバランスが崩れた育ち方をするとメンヘラになることがあります。
愛情が希薄だった場合なども、見捨てられ不安が強くなる原因です。
トラウマなどには性的被害や虐待、心理的抑圧など大きなものもあります。
メンヘラの方はメンヘラになろうとしてなっているわけではないということです。
外的要因でメンヘラになる性格になってしまって問題を抱えるケースがほとんどです。

ただ、ファッションメンヘラと言って、メンヘラであることをステータスとしたり自分の個性だと認めている人もいます。
このような人はメンヘラの原因は環境でも、それを受け入れるという方法で問題を回避していることもあります。

メンヘラの対応方法

メンヘラの方との付き合い方には注意が必要です。
対応を間違うと精神的な侵略が起こり、関係性が不安定になったり精神的なストレスになることがあるからです。
一番の対応策は関わらないということですが、メンヘラの方は情熱的だったり、魅力的であることが多くあります。
最初は良好な関係であっても、深い関係になるほどメンヘラの顔がのぞいて問題になることがあります。
気付かずにメンヘラと関わってしまうというケースが多いことも事実でしょう。
メンヘラの方との接し方は相手を理解し、心理的に寄り添ってあげることも必要です。
いきなり拒絶などしてしまうと極端な行動を取ったりするため注意が必要です。
徐々に心理的距離感をつかんで、相手と自分のためになる方法を見出していくことが重要です。
特にメンヘラの話を聞いて、メンヘラのどこに問題があるかを一緒に考えることが大事です。
メンヘラの原因である捉え方の歪みは、自分と向き合い修正することで正すことが出来ます。
この場合に、第三者の視点で意見することも大事ですので、当事者になった場合も客観的に見ることが大事です。

また、メンヘラに好かれる性格の人もいます。

メンヘラほいほいなどと言われることもあり、特徴としては

  • 優しい
  • 人を放っておけない
  • 異性への免疫が少ない
  • 強い態度を取れない

などがあります。
また、メンヘラはこのような人に愛情を求めるのでお互いに引き合うという現象が起こります。
上記の特徴を持っている人は気をつけなければいけません。

メンヘラの改善方法

先ほどもあったようにメンヘラの原因は捉え方の歪みです。
捉え方の歪みとは、偏った思い込みや事実を捻じ曲げてしまうことを言います。
例えば、相手と一緒にいない時に相手が何をしているかが気になって仕方がないという場合に、メンヘラの方は悪い想像や妄想をします。
これが本人は事実のように感じてしまい、その感情に捕らわれてしまうことがあります。
そうなると、感情が高ぶり相手に強い態度を取ったり、自暴自棄になったりしてしまいます。
問題なのは悪い想像や妄想です。
これは癖になっているのですぐに改善することは難しいことですが、変えていくことは可能です。
悪い想像が出たときには良い想像をする癖をつけたり、悪い想像が事実ではないということを理論的に理解することが大切です。
メンヘラの方は想像から感情の起伏までは一連の心理的変化で行ってしまいますが、まずは自分が感じている感情が事実かどうかを見極めることが大切です。
一旦感情を置いておき、自分が感じている感情がどのような想像から発生していて、それが事実かどうかを改めて考える必要があります。
まずは、自分の捉え方の歪みがどのようなものかを考え、それを修正していくことが大切です。

メンヘラと類似した用語

■ヤンデレ

「病んでる」と「デレ」が合わさってできた言葉で、病んでいるほどに愛情が深い人を指して使われます。

メンヘラとの違いはメンヘラは自己中心的な言動になりがちですが、ヤンデレは相手のことを想うがあまりに強い愛情表現を釣るという部分です。

■共依存

共依存とは依存されることに依存するというものです。
頼られることに喜びを感じて、愛情を取り違えてしまうことがあります。

メンヘラも相手に見てほしいという感情が強い傾向があり、相手に依存されている状態が必要とされていると感じその相手に依存的になっていくことがあります。